治療中の痛みを気にされる方も多いでしょう。当院では必要に応じて、歯茎表面に表面麻酔を施してから、歯科用キシロカインカートリッジという麻酔薬を電動麻酔器という機械で刺激を抑えつつゆっくりと注入します。治療を開始するのは、麻酔が十分に作用していることを確認してからです。下顎の治療に麻酔が効きにくいことがありますが、心配しないようにしてください。

歯を失った場合の治療は入れ歯が一般的ですが、硬い食べ物が噛みにくい、ガタつくようになるなどのデメリットがあります。その点、インプラントは顎の骨に埋め込みますので、ご自身の歯に近い感覚で噛んだり話したりできます。人工歯は患者さまの歯の色と形状を参考に作製するため、より自然なお口元に見える仕上がりになるでしょう。

インプラントを長く快適に使うため、毎日の丁寧なブラッシングと定期的な受診をお願いします。

また、当院ではインプラント以外にも外科的な面から治療を行っています。口内炎や顎の痛み、開けづらさ、腫瘍などは、どこを受診したら良いかお悩みではないでしょうか。親知らずの治療も可能です。ぜひ、当院にご相談ください。

虫歯を治療するだけではありません。幼い頃から予防を習慣にすることも重視しています。例えば、バランスの良い食事を規則正しく食べること、甘いお菓子は控えめの量にして時間を決めて与えること、食後は歯を磨くことなどです。7歳までは、親御さまが仕上げ磨きをしてあげてください。歯と歯の隙間は、デンタルフロスに歯磨き粉を付けて通すのがおすすめです。

診療室で行う予防処置は、歯の表面へのフッ素塗布や、歯の溝を埋めるシーラントがあります。歯を丈夫にし虫歯になりにくい環境を作るのが目的です。「下顎が上より出ている気がする」と思ったら、早めにお子さまをお連れください。歯並びと噛み合わせのチェックをいたします。

レーザー治療は、虫歯や歯周病をはじめ、様々な疾患・症状の改善に役立てることができます。特に、エルビウムヤグレーザーというタイプは、歯の虫歯部分に水分が多いことを利用して反応させるため、少ない刺激でそこだけを取り除くことが可能です。重度の歯周病治療で歯茎を開く場合も、腫れや出血を抑えられるというメリットがあります。

ほかにも、歯周病菌を減らしたり、口内炎を消毒したりすることに使います。レーザー治療に興味を持たれましたら、まずは一度当院にご相談ください。

当院では、ホワイトニングキットをお渡ししてご自身で取り組んでいただく、ホームホワイトニングを提供しています。ご来院時にお作りしたマウスピースにホワイトニングジェルを入れ、毎日決まった時間に装着してください。

ホームホワイトニングの特徴は、ご自宅で実施できるため、生活に取り入れやすいことです。また、じっくりと時間をかけて歯を白くしていくので、後戻りを起こしにくいというメリットがあります。月日が経てば歯の色味は戻っていきますが、追加のホワイトニングジェルをご購入いただければ、同じマウスピースでまたホワイトニングをすることができます。

歯の色が気になってきたら、歯科医師にご相談ください。

入れ歯は、機能面だけでなく見た目もお口と調和することが求められます。「部分入れ歯を入れて歯は揃ったけど、金具が目立つからかえって人前で口を開けづらくなった」とお悩みの方に、当院ではノンクラスプデンチャーをご提案しています。

ノンクラスプデンチャーとは、クラスプと呼ばれるバネに金属を使わない部分入れ歯のことです。留め具がプラスチックやシリコンでできているため、歯茎の色になじんで見えます。また、お口への吸着性が良くなることから、安定感が増すという利点があります。

歯科技工士と協力し、お口に残る歯を守りつつ、より自然な見た目の入れ歯をご提案しますので、入れ歯のお悩みは当院にご相談ください。